適応障害な夫のブログ

適応障害な夫と不登校の娘のブログです

久しぶりに死を考えた話

どうもお久しぶりです。

実に一カ月以上ぶりの投稿になりますが投稿できないほど弱っていたというわけではありません。むしろかなり回復していると思います。

知らぬ間にブログタイトルが変更されていたりアイコンが誰だよ状態に差し替えられているのには困惑しましたが。

まあ投稿が止まっていた理由としては

・代り映えのない日々で書くことが思いつかなかった

・閲覧数に一喜一憂するのに疲れた

・他に熱中できることができたから(ARKサバイバーやってます)

 

でも本当に久しぶりに死を考え、思うところも出来たので投稿しようと思います。

 

事の発端といえるのか分かりませんが8月に一カ月ぶりの精神科受診がありました。

僕はもう仕事してもいいかな?という気持ちが出てきていたので受診の際には病状証明書を記入してもらって、失業保険の延長解除及び就職活動に勤しむ予定でした。

しかし受診当日になって

脳を石の膜が覆っているような痛みと激しい倦怠感に襲われ、突然の不調もあり、医師の勧めもありあり病状証明書作成には至らず、安静期が続くこととなりました。

今にして思えば眠剤の副作用だったと思います。

 

その数日後に妻と揉めというよりは一方的に捲し立てられたのだが包括した内容としては

 

・仕事をしろと言っている話ではないが治ろうとする気概が見えない

 

まず最初に断っておくと僕は話し合いは好きだが感情のぶつけ合いは好きではない。

 

僕が午前2時ぐらいまで起きているのが腹ただしい、元の生活ルーチンに戻る気がない、昼寝てるなら夜寝ろ、私ばかり苦労している、といった内容だ。

とにかくさっさと寝ろという締めくくりだった

 

僕は元来夜型なので仕事していた時も午前2時ぐらいまで起きていて7時に起き出社して17時に定時退社、家事を行い22時ぐらいから趣味に勤しみ午前2時くらいに就寝という生活だった。

だから元の生活ルーチンがこれなんです

昼寝てる事があるのも眠くて寝てるのとはちょっと違うのだ。午前中の家事を済ませると午後の家事まで結構間が空く。正直暇である。じゃあなんか趣味でもするかって話にはなるが

隣の部屋で在宅ワークしてるのに堂々と遊ぶ気にはなれない 外はクソ暑いので毎日外で発散する気にはならないし結局それって家に居場所がないだけではないか?

 

ってわけで夕飯の仕込みまで何するでもない時間が無駄に多くなり漠然としていたら結果寝てたという話なのだ。

まあ結局のところ稼ぎのない奴は稼ぎある奴に怒られても何にも言い返せないのだ。そこを突かれるとぐうの音も出ないから。

妻の憤りも分かる

が逆の立場だった時に僕はそういった指摘はしなかった(たぶん)ので釈然としない気持ちもある。最終的に過去の鬱憤が炸裂しだしてもうどうにもならんと退避した。

ネットでよく見かける

主婦と夫の確執とはこういうものかと思いながら。

 

そんなに寝ろ寝ろいうなら夕飯の片付けも知ったこっちゃない。というか夕飯時に突然怒り出すからもう飯を食う気もでない。せっかく作ったけどもういらない。寝ると思い眠剤を口に放り込んで自室で横になった。

 

そしてここから僕は再び絶望に染まった

 

まあまあ悶々としながら寝転がる。不意に焦燥が強くなっていく。ふと、所持している薬の致死量を調べる。実は結構なストックがあるのだが全然足りなかった。

唐突に娘のことを考える。

俺が父親でごめんなさい

急にそんな発想が生まれてそこから全てに僕は懺悔した。

俺のような息子でごめんなさい俺が夫でごめんなさい生まれてきてごめんなさい

薬の作用が悪い方に刺さり体は金縛り、意識はあるが朦朧としていて、眠れない感覚だけが残りやがて悪夢とも幻覚とも判断できない状態に陥った。涙だけは止まらなかった。

僕は自身がゲームの世界に入り込んでしまったような映像を見ながら、一方で変に冷静に

俺めっちゃ壊れてないか?

と客観的に自分を別視点から眺めていた。そんな僕を発見した妻は僕がODをしたと勘違いし慌てていたがこっちは金縛り状態なのでしゃべることもできないのでどうしようもなかった。

 

無限に自己否定を繰り返しながら2時間程で金縛りはとけた。どこまで意識を保っていたのかは定かではないが、とにかく体は動く。

 

ここで僕が感じたのは違和感だった。

いやいやいくらなんでも自己否定しすぎではないか?何が悲しくてそこまで自分を追い詰める必要があるのか?

先ほど薬の致死量を調べたネットページを再び参照する。副作用を調べる。

 

ここで冒頭で触れた受診日の謎の体調不良につながり、あの時の異常も副作用によるものではないか?という考えに至る。

そのときの体調不良があって、僕はまだまだダメなのかもしれないと思っていたが単に副作用のせいとあれば話は別だ。皮肉なことに薬で内罰的になっていたからからこそ逆に自分の状態を鑑みることができたのだった。

なにより僕は憤っていた。

いくら稼ぎがないとはいえ家の事はやっているのにああも罵倒されるのは流石に理不尽ではないかと。

妻は僕が金縛り中に言い過ぎたと謝っていたし気持ちも分からんではないので妻を憎んでいるわけじゃない。

それはそれとして腹が立ったという感情はあるのだ。

ここ重要で適応障害にしろ鬱にしろ悪いのは全て自分であるという発想に飲まれがちがだが、

今の僕は自責するだけの思考ではなくなっているのだ。

 

俺だってやれることはやってるじゃないか!何が治ろうとする気概が見えないだ!お前はめんどくさい上司か何かか?何が望みなんだよ?仕事しろとは言わないしゲームすんなとも言わないけどってつまりどういう事よ。

もちろんこんなことを面と向かって言えばお互い水掛け論で収拾つかないので言わないけど金縛り解除時の僕はこんな感じでプンプンしていた。

そして思ったのだ。

圧倒的優位な立場から不明瞭な物言いされるのは癪に障る、と。

会社員時代にもこんなことはざらにあった。どう考えても理不尽な扱いをされても、上司だ先輩だという優位な立場から屈服させようとしてくる手合いはどこにでもいる。論理で破綻しそうになると立場を利用してゴリ押したり感情論で抑え込んだり無関係な過去の事柄を引き出してきてとにかくマウントとりたい奴。

妻とだって過去に何度もある。

 

そして冒頭にもあるように僕はその手のコミュニケーションが死ぬほど嫌いだ。

なんなら予期していた。いつか必ず僕が仕事をしてない事を理由に度を越した罵倒される日がくることも。なので医師や家族の勧めで療養するときも

「ぜってえいびられるじゃん」

と思っていまいち気乗りがしなかったのだ。

 

でも重ねて言うけどここまで回復できたのは家族のおかげなので感謝はしている。

 

まあ最終的な結論としては

わりと回復してると思うし妻の顔色伺ってオドオドするくらいなら仕事で外出た方がよっぽどマシじゃんである

 

なので明日は病状証明書を記入してもらって、その後はハロワで色々進めていこうと思う。

まあ動機の発端が家族の為!とかカッコいいもんじゃないが、結果的に社会復帰できてるならなんでもいいだろ。

振り返れば僕が道を切り開くときはいつだって怒りがあった。

どうしてこの職場はこんなに仕事がしにくいんだ。

どうしてこいつらはこの不便さを受け入れているんだ。

どうしてこいつらはミスが発生する原因が目の前にあるのにそれが分からないんだ。

どうしてこのオッサンは何のビジョンも示さないのになんとかしろばかりいうのか。

どうしてこんなに無駄な事ばかりして余計に残業ばかりしなきゃならんのだ。

 

クソむかつくから全部是正してやる

その結果が仕事につながった。だから怒りは僕の原動力だし

この数カ月は失った怒りを取り戻すためにあったのかもしれない(?)

 

まあなんとかなるでしょう!